地域風土を活かし、安心して快適に暮らせるまちをめざして
都市基本計画、地域計画、地区計画、区画整理等による都市基盤整備事業を通じて、福祉、防犯・防災、緑、賑わいなど様々な角度の魅力を持ったまちづくりを、企画提案・コンサルティングしています。また、土地所有者のニーズに応じた土地活用のご相談や土地利用転換に向けたまちづくりの技術的サポートを行うなど地域貢献に取組んでいます。
主な営業品目
都市計画・まちづくり
土地利用、都市施設、都市環境に関する計画策定や各種調査・解析等の都市計画に係る技術をサービスします。また、地域や地区における様々なまちづくりに関わる調査から計画立案までコンサルティングします。
総合計画・地域計画/土地利用基本計画(都市マスタープラン、区域区分、地域地区、地区計画等)/都市施設基本計画(個別施設マスタープラン、公園・緑、道路・交通、公共交通、観光・文化施設、駐車場・駐輪場等)/都市環境基本計画(低炭素まちづくり、防災・減災まちづくり、循環型まちづくり、景観、情報ネットワーク等)/都市計画基礎調査/企業立地調査等の各種調査/中心市街地活性化計画/公営住宅計画/立地適性化計画/都市計画変更手続き/都市計画提案/事後評価/費用対効果分析/PFI・PPP事業支援/社会実験 等
まちづくり区画整理:事例(1)
先進的なまち、サスティナブル・スマートタウンを支える土地区画整理事業
神奈川県藤沢市に「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」が街開きしました。エネルギー、セキュリティ、モビリティ、ウェルネスなどの様々な角度から住人の快適性、地域特性や未来のくらしを考えてつくられたこの新しい街は、今全国から注目されています。このまちづくりを下支えするのが、当社が得意とする土地区画整理事業です。円滑に事業を進めるべく、事業者を側面から支援し、土地利用計画、調査測量、都市計画手続き、基盤設計、事業計画策定、事務管理・処理、工事管理に携わっています。この先進的なまちづくりに携われた事は、当社にとっても貴重な財産になっています。
担当者の声
この街では、1990年比でCO2排出量70%削減、生活用水30%削減、再生エネルギー利用率30%以上とするなど先進的な取り組みが評価され、神奈川県より「環境共生都市づくり事業」の認証を受けるとともに、街としての評価(一部の区域に限る)では、「CASBEEまちづくり」のSランクを取得しています。また、毎年、お正月に開催されている箱根駅伝を走るランナーがこの街の前を駆け抜ける姿をテレビで見たときには、非常に大きな喜びを感じました。
当社担当:羽倉 直樹
入社以来、区画整理畑で汗を流し、数多くの事業のお手伝いをさせて頂きました。
業務概要
- 発注者
- パナホーム株式会社 様、三井不動産レジデンシャル株式会社 様
- 業務名
- Fujisawaサスティナブル・スマートタウン土地区画整理事業
- 年度
- 平成24年度~事業中
まちづくり区画整理:事例(2)
新駅とともに、地図に残る新しいまちづくりを
JR東海道本線に新駅としてJR相見駅を誘致し、鉄道を軸とした集約型都市構造の実現を目指した駅周辺まちづくり(面積:約54ha)が行われました。この新しいまちづくりは、土地区画整理事業によって進められ、約18年間もの事業期間を経て平成27年度末に完了を迎えました。
土地区画整理事業の立ち上げ期には、住民の方々への勉強会や合意形成に協力させていただき、その後、本格的に、調査測量、基本計画、基盤設計、換地計画、工事管理に亘る事業全体の運営支援を行いました。これぞ、地図に残るまちづくりの醍醐味です。
担当者の声
新駅設置の覚書締結から新駅開業までの5年間、事業計画変更・仮換地指定変更・実施設計変更・工事施工管理など超タイトな工程の中、オオバの総合力が試される思いでした。平成26年に区画整理組合が「まちづくり功労者」として国土交通大臣より表彰されたことで、記憶に残る事業となりました。また、公園ワークショップや開園イベント、幸田町のキャラクター「えこたん」とのコラボレーションなど地域に根ざしたまちづくりに貢献できたことは大きな経験をさせていただきました。
当社担当
中西 恒平:実施設計・施工管理を担当、駅前周辺整備では大活躍。
廣瀬 虎男:当初計画から担当、相見地区の生き字引。
中嶋 伸恵:「えこたん」生みの親、相見地区担当の紅一点。
えこたん:幸田町のキャラクター、子供たちに大人気。
業務概要
- 発注者
- 幸田相見特定土地区画整理組合 様
- 業務名
- 幸田相見特定土地区画整理事業に関連する業務
- 年度
- 平成10年度~平成27年度
まちづくり開発計画、造成設計:事例
アジアに誇る学術・研究都市開発
北九州学術研究都市は、周辺の自然環境や都市環境を活かしながら、先端科学技術に関する教育・研究機関の集積と良好な住宅街の供給を同時に行う『複合的な街づくり』をコンセプトに開発されました。
当社は、開発エリア全体335haを対象に造成計画や道路計画、交通計画といった面から、まちづくり基本プランの見直し業務を行い、その後、北部土地区画整理事業(135.5ha)の基本設計・事業計画及び変更業務、換地業務など20余年に亘り、本事業のコーディネートを行いました。
担当者の声
当事業は北九州市4大プロジェクトの一つです。当初は、といっても20余年前になりますが野茂英雄が大リーグで新人王に、Windows95日本語版が発売された頃です。大阪支店と連携して全体構想を見直し、行政協議など関係各方面への対応や資料作成に日夜追われていた記憶があります。事業立上げ後も社会経済情勢の変化等に伴って事業計画を見直すなど試行錯誤の連続でした。当事業は、まさに私のライフワークです。
業務概要
- 発注者
- 福岡県北九州市 様
- 業務名
- 北九州都市計画事業 北九州学術・研究都市北部土地区画整理事業
- 年度
- 平成7年度~事業中